クロウスラー公国(本編)リプレイ 難易度ハード 2017.11.19

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(クロウスラーは)初プレイです。

本編クロウスラー公国は難易度表記星1と最もやさしい勢力。
伸びるにせよ伸びないにせよ、大体領地数2桁に達する前には君主が戦死して戦略画面から消滅する勢力だ。
よくアイケラと命の奪い合いをしているのを見かける。

最低難易度ではあるものの、君主が野心に溢れるお婆ちゃんという理由で避けている、もしくは避けていた方は少なくないのではないだろうか。
かくいう筆者がそうである。
統一ダーダ王国プレイで殴り合い恐怖症に罹患したので、そのリハビリとして物理火力偏重と名高いこの勢力を選んだ。

低難度の割に短命という、なんだか相反するような性質を持った勢力。
天命に背き、ちょっとくらい寿命を延ばしてあげるとしよう。

1ターン目

経緯要約:帝位を狙ってアーカン公を暗殺したはいいけどその後の展開がアカンこれは


はい、ではまず軽く勢力の印象や編成等から。
人材は全体的に順当な性能で、ホノカラスの部下をLS焼玉砲撃が被らないようすべてダーダ技術兵にしたくらいなので他は省略。

突撃歩兵、重騎兵、弩兵、砲兵だ。

ダーダ小型射石砲兵が目を引く。焼玉砲撃にピンホイール弾、水平射撃まで完備している非常に優秀な砲兵だ。
この砲兵に粉砕されたテルシオやアイケラさんは少なくないのではないだろうか。
他勢力なら大枚をはたいて傭兵として雇うこの強力兵科を、普通に雇えてしまうのである。
なお、雇用費・維持費は当然のように馬鹿高い。

前衛は名前通りの性能で、特筆するほどのことは見当たらない。
前衛と後衛でそれぞれ役割が被っているように見えるが、どう使い分けていくかはこれから見極めていこう。
技術兵は砲兵と比べて素早さが30高くクールタイムが短いので、攻撃頻度に期待といったところか。

ところで横に並んだ名前を見ての通り、壁役がいない。攻撃に特化している。速くて走ってくる暴力と遅くて飛んでくる暴力だ。
遠距離攻撃を持っているのが鈍足で脆い二者なので、引き撃ちは不可能と見た方がいいだろう。
一見ソミェットワゴンブルク隊が引き撃ち可能なようだが、スキル使用の度に足が止まるのでこれも難しそう。
戦死しがちなお婆ちゃんの足が止まるというのは注意すべき点だ。

ともあれ実際にどんな戦術をとることになるかはまだ判然としないので、適当にバランスよく雇用。
具体的には人材部隊のほかに突撃歩兵2部隊、技術兵3部隊、砲兵2部隊、騎兵3部隊を編成した。

手番にはこだわらないので、方針は次のターンの状況次第で。
できれば経済値6000の帝都ロスジェリンは押さえたいところ。


いきなりスラド砦が危険な連中に落とされ、道を塞がれる。
これによりロスジェリンから黒火浄罪機関へつながる道が途切れ、ライバルがひとつ遠ざかった。

2ターン目

周辺で動きを見せたのは北の無法者集団、ガルベシア帝国のみ。つまりロスジェリンは手つかず。


まず前のターンですっかり忘れていた外交をしておく。アルシカ党に仕送りだ。

帝都ロスジェリンへ乗り込む……前にロス・ベクート主街道にハウンスラウデンとホノカラス、砲兵1部隊を派遣。
ロスジェリン攻略成功時の人材への報酬が惜しいので、人材をこちらに送って節約する。
相手は騎兵に滅法強いガルベシア兵科なので、ウィンハサーは妥協。
川に誘い込んで矢弾を浴びせ、焼玉砲撃の斉射を二度も叩き込んだらハウンスラウデンで殴り合って余裕で勝てる。

しかるのち帝都ロスジェリンへ。
幸い敵さんの方から打って出てきてくれたので防御施設の攻撃を浴びる心配はない。
敵後衛への突撃は歩兵騎兵混合で実行可能だが、槍持ちのマルセイエーズには突撃歩兵だけをぶつける。

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弓が怖いので多少急いで掃除。画面外左上に後衛がいる

自然、突撃歩兵が支援砲撃を受けながら敵前衛と殴り合い、黒騎兵で敵後衛を蹂躙するというよくあるかたちになる。
思っていたほど突飛な戦況にならなくて安心した。

防衛施設は完全無視。勝利。
人材1名に4500という高額報酬が飛ぶが、収入は初期値の+2400から+25650に大跳躍。十倍だぞ十倍!

ガルベシアはこちらに兵を向けていないので、全戦力をロスジェリンに集中。このままラベリヤ神聖同盟を潰してしまおう。


蒸気連邦が動きを見せた。都市同盟は遠からず滅ぼされるだろう。

3ターン目

では神聖同盟領金角街道へ。
後衛を森の中に伏せ、前衛を石畳や草原に立たせて敵を誘う……のだが、
全然動いてくれないのでワゴンブルクで砲弾をゴツンゴツンぶつけて挑発。
発動距離から多少離れていてもスキル&位置指定すればバウンドしてちょっとは当たるので、なるべく遠くから撃つ。

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この後、聖下を襲う運命を答えよ(2点)

戦術は先とおおよそ同じ。歩兵の負担が大きいが、支援砲撃があれば全滅する前には相手を打ち倒せる。
後衛に迫られてもワゴンブルクの回転撃ちや砲兵の水平射撃、焼玉砲撃で一掃可能。
歩兵と同行させていた騎兵を迂回させるのに多少時間を食うが、後衛への突撃が成功すれば勝負は決まったようなもの。
歩兵の数が半分以下になったが勝ったのでよろしい。

問題なのは次の戦いだろう。
パササ海峡砦にはヘルベチカや中立産の蒸気機関戦闘工兵蒸気戦車がいる。

ガルベシアが兵を向けてきたので、こちらもロス・ベクート主街道に戦力配置。
大半はLv1だが、ニフロネフ・ヴァーサがいるのでハウンスラウデンとホノカラスの2部隊を置いておく。
ついでに送金して懐柔を図るが、期待はしない。

ちなみにロスジェリンの隣にはアルシカ党もいるが、動かないようなので完全に無警戒で通す。
動き出す前には仲良しこよしになっていることだろう。

それにしても、殴り合いを強要される分、取り残されがちな近接歩兵もすくすく育っていって楽しい。

4ターン目

案の定襲ってきた。
ホノカラスがニフロネフのスピニングエッジに巻き込まれないように、城門を突破してきたところで横合いから殴りかかる。
焼玉砲撃で大幅に削れるので、あとは撃ったり殴ったりして終了。
ちなみにクロウスラー突撃歩兵はノックバック無効らしく、槍で防がれたりせずに敵を叩きのめしにいける。黒騎兵とは違うんですよ。


厄介なのが詰まっているパササ海峡砦は無視してテムス・デ・ベリヤへ。
結局パササ海峡砦から援軍が来るので相手をすることになるのだが。
戦車は真っ先に突っ込んできたので騎兵で突き倒す。意外と余裕だった。

後続の歩兵が土塁を撒きながら迫ってくるが、迂回している余裕はないので歩兵騎兵をまとめてぶつける。
工兵はとにかく、征伐騎士の対騎性能は微妙なので、素直に殴り合うより手っ取り早い。
真下から迂回突撃してきたストラディオットに砲兵を蹂躙されたりしたが勝ったので気にしない。
このマップは攻めるにも守るにも敵が分散するので面倒だ。

次いでガルベシア領ベクート大平原に侵攻。
派遣するのは先と同じ2部隊だが、面倒なのは焼玉砲撃でぶっ飛ばしてしまえば残るはLv1の雑兵ばかり。
オールキュアlv3持ちのニフロネフに退場してもらえば弩の恐慌で無抵抗のまま殴り倒せる。
軽騎兵には追いつけやしないので、歩兵を盾にして弩で落としていく。

攻撃頻度の関係もあるだろうが、弩は砲よりも当てやすい印象がある。
そこそこの範囲に恐慌を撒いてくれるので、回復手段を持たない相手には滅法強い。
ただ、砲兵のように移動用のスキルがないので、移動させようとなるといちいちスキルを禁止にしないといけないのが面倒。

こんな序盤から人材を一度に3人も拾えるとかちょっと出来すぎでは。

このイタチでタヌキなフィッチシュトライおじさん、突撃歩兵にしてLS機械弓とかいう凶悪なものを持っている。
おまけに部隊統制に素早さバフ持ちと非常に優秀。部隊スキルの移動力マイナスは結構痛いが。
Lv15時点での技術は突撃歩兵が勝るが、なんとなく黒騎兵を任せることにする。減速がキツいので引き撃ちは期待できないが。

スプルーアンスはHPや耐性等を大きく強化しつつネイティブダンス(射撃等無効)を習得する、突撃してもあんまり死なない重騎兵。
貴重(※)な指揮系統の回復(範囲麻痺回復)持ちでもある。(※ただしジバ・ラダドゥーム帝国は除く。参考ページ:ジバ神祇官)
何より特筆すべきは彼女が成長することでカービンを持つロスジェーン新式驃騎兵であること。
クロウスラーは直射攻撃が不足しており、いかにも対騎兵が残念なので、これは嬉しい。
危険な連中の領地を覗いた人には深く頷いてもらえると思う。

ドッペルゾルドナーは言わずもがな。
後からの評価になるが、突撃歩兵だらけの中でも埋まらずに暴れてくれた。斬り込みが活きる機会はなかったが。

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現在の状況

次ターンにはガルベシア、神聖同盟両方にトドメを刺せる。
なんだか非常に危なっかしい配置をしているが、アルシカ党と都市同盟は動かないと踏んでのこと。
ベクート大平原に配置しているのは先の2部隊に加え、フィッチシュトライ隊のみ。

5ターン目

もちろんガルベシアは足掻くが、ニフロネフがいないのでは自慢のテルシオは恐慌で機能しない。好き放題殴って終了。


ではガルベシアにトドメを刺しに廃都アガスリンへ。
アルキウスとニフロネフがLv15を超えているので、必殺技には注意が必要。
バーデンの黒い旅団を即座に発動し、可能な限り釣る。クロウスラーと戦っていると急に旗が立ってそこから召喚ユニットが出てくるアレだ。
あとはいつも通り、ニフロネフさえ倒せば一方的に殺戮して勝利。
ガルベシア帝国滅亡。

この勢いでパササ海峡砦に乗り込めー!

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エッ。

あ……ありのまま今起こった事を書くぜ!
「おれはパササ海峡砦に攻め込んで部隊を指揮しようと
 思ったらいつのまにかメディオラちゃん聖下が戦死していた」
な……何を言っているのかわからねーと思うが 
おれも何をされたのかわからなかった……

察しがつく方もおられるだろうが、戦術【タングステンによる無理数の否定】による最大HPダウンの結果、
最大HP-11の超虚弱体質になったメディオラ・カプコネが開幕早々突然逝ってびっくりさせてきたのである。
ちなみに本当にびっくりして撮影しそこねたので、上のSSは再現して撮影したもの。

そもそも戦死と言うのだろうかこれは? 戦術死の略……? 謀殺だと思うんですけど。

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さて、ここで撤退しても君主を不慮の事故で失った神聖同盟は滅亡するが、素直にこのまま戦う。
敵は西側の城門に詰まっているが、東側の城門に寄ったり離れたりすると敵も寄ったり離れたりするので適度に釣り出して削っていく。

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誰も出てこなくなったら西門の敵に砲撃をブチ込むお仕事に従事して終了。たまに戦車が飛び出てくるのでその処理は怠らない。
弩も砲もあるのに城内突入とか無茶することないからね、無慈悲にやろうね。
ラベリヤ神聖同盟滅亡。みんなは幼女は大事にしような!

下野したヘルベチカを雇用。
目の前で聖下は蒸発するし本人も砲撃で消し飛ぶしでその心境やいかに。

ひとまず一段落。
アルシカ党以外との外交を完全にサボっていたので、周囲の連中はどいつもこいつも敵である。
禍津巫女連に親睦を拒否されたので、蒸気連邦と友好を深めつつそちらに侵攻することにする。海上での戦闘には不安があるが。
巫女連に侵攻をかける前にテスハム・アサイラムを処理して後顧の憂いを断っておきたいところ。

賭けになるが、蒸気連邦と接しているパササ海峡砦からは兵を引き上げて無人にする。運がよければ向こうも兵を引き上げてくれる。
前もって外交しておけば運に頼る必要はなかったのだが。

戦術【ド・ヴィムール卿によるコスタ陸戦行進】を採用。
技術を強化して恐慌・混乱の付加率を上げつつ、魔抵抗を強化して巫女連に対策しようという算段だ。
【アガデの血の城壁】も考えたが、後衛のHPが1000を切るのは怖い。
君主のHPが0を切る戦術を採用する挑戦的な勢力もあるらしいが、ちょっと見習えない。

内政コマンド開放は"権威"を目指す。

6ターン目

蒸気連邦がテスハムと同盟を延長し、さらに巫女連に対し共闘約束を結んだ。
こちらに攻めてはこなかった。


テスハム領灰色の聖塔へ。
模範囚は素で騎兵突撃と混乱に"微弱"で、今回はお惣菜の"砂糖の砂糖漬け"で"混乱に凄く弱"くなっている。完全にカモである。
バベッジさんや中立産の従軍僧の周囲を除いてはだが。

あとは戦場工事がうっとうしいくらいで、無造作に突撃をかけてもどうとでもなる。
余裕の勝利。従軍僧を蹴散らすのが楽しかった。

都市同盟の領地は蒸気連邦がカモールハーフェンを攻略したのに合わせて漁夫の利を得たいところ。
中立のパントヴィーシーを回収し、その時に備える。

アルシカ党、蒸気連邦と同盟締結。
イスマンとも親睦を深めておく。イスマンにせよルーリアンにせよ南下してきてほしくはないので、時間を稼いでもらいたい。

帝国で最も喧しい男、ダーゼンブルドンを雇用。
ラッパで敵を沈黙・恐慌・混乱させるレベルで喧しいわけだが、周囲の味方の鼓膜は平気なのだろうか。
……混乱耐性が落ちることからして平気ではないようだ。

しばらくはフィッチシュトライのもとで修行してもらう。
ラッパと技術強化の相性的に、入れっぱなしになる可能性もある。実際なった。


ムート・デ・ラーサがコスタとの戦闘で戦死。南方屍教団滅亡。
もうちょっとがんばってほしかった気がしないでもない。

巫女連に無人のセナトリアを回収され、分断された状況で灰色の聖塔に攻め込まれる。そうくるだろうとは思っていた。
まだ草原がある戦場なので怖くはない。
召喚の波を突撃と砲撃で軽く打ち破り、を突撃歩兵と殴り合わせて処理し、あとは後衛に突撃をかけるだけだ。

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なだれこめー

なんか青いの出ててヤバいの食らってない?と思ったがこれがラッパらしい。実際ヤバイ。

7ターン目

イスマンと同盟を締結。これでしばらくはルーリアンと遊んでいてくれるだろう。

巫女連は放置して、テスハムを滅ぼしにテスハム監獄へ。

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ダーゼンブルドンのラッパは戦略兵器

海上での戦闘になるので、数少ない陸地で迎え撃つ。
ラッパの混乱祭りで敵はほぼ機能不全。ユリシアさんががんばって回復するが、お構いなしの突撃でみるみるうちに敵が消滅していく。
テスハム・アサイラム滅亡。

LS暗黒突撃・萎縮せよ・瘴気を撒きながら加速する専用スキルに、武器攻撃耐性強化、乗っている馬……
どう見ても不死者に片足突っ込んでます、本当にありがとうございました。
スプルーアンスからロスジェーン新式驃騎兵を供給しておく。

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三枚城壁遺構を回収していないのは単に忘れているだけ

それにしても、わかっていたとはいえ巫女連には面倒な場所を取られた。
どこに戦力を配置したものか判断に困る。
灰色の聖塔に置けば分断を嫌ってそちらに攻めてきてくれるかもしれないが、経済値の高いテムス・デ・ベリヤを優先するかもしれない。

蒸気連邦と対巫女連共闘約束を結んだが、援軍可能な距離にはヘッポコしかおらず頼りにはならない。
しかたがないのでパンドヴィーシーで訓練予定だった戦力をすべてテムス・デ・ベリヤに。念のためフィッチシュトライ隊も置いておく。
攻めて来たら来たで訓練になるし、都市同盟はもう少しはもつだろう。残りは灰色の聖塔に。

ふと気づいたこと:Lv15技術兵の雇用費800 Lv15砲兵の雇用費1600 Lv25突撃歩兵の雇用費1800
お財布と相談して雇用しよう!


まず港町マジナから灰色の聖塔に攻めてきた。
頼れない援軍は囮にはなってくれたが、敵を海上に持っていかれて逆に面倒になった感がある。
やることは前回と同じ。防衛成功。

続けてテムス・デ・ベリヤに攻めてくる。
ここは引きこもってぎりぎりまで砲撃で迎え撃つ。

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テムス・デ・ベリヤ特有のメンドくさい敵の分裂

モックヒーラーや、傾城が召喚する大量のカニが泡で弩を無効化してくるのが厄介。
巫女連との戦いでは技術兵は控え目にした方がよさそうだ。
砲兵はカニさんだろうが巫女さんだろうがぶっ飛ばすのでこちらを持ってこよう。

状態異常には即座にキュアオールが飛んでくるが、ラッパの轟音で耳をつんざけば恐慌-400くらいにはなるので、すぐには治らない。
近寄ってきた黒子さんも斬り込まれる前にラッパで恐慌させて帰っていただく。
もちろんそのうち戻ってくるので、立ち止まっているところに砲弾をボンガボンガ撃ち込んで倒す。

前衛に結構な被害が出るが勝利。
黒子や依子、鬼は焼玉砲撃の斉射でぶっ飛ばすのが一番手っ取り早いと思う。
今回はピンホイール弾と間違えて無駄撃ちしたので苦労することになった。

先にも書いたが、テムス・デ・ベリヤでは攻めるも守るも敵が分裂しがち。
防衛する場合は上の画像のような位置だと多方向に対応しなければならないので、もっと下がった方がいいかもしれない。

そういえばいつの間にかソミェットがバーデンの黒い旅団を習得している。
ハウンスラウデンと同時に使ってしまい、召喚数を使い切って通常の召喚スキルを使い損ねる恐れがあるので注意しよう。
ソミェットの召喚はレベルが高く、なかなか頼れるので無駄にするには惜しい。

8ターン目

蒸気連邦は未だにカモールハーフェン及びクオーニンの北壁攻めに手間取っている。


港町マジナへ。ここを攻略して黒子をセナトリアに孤立させる。
援軍として当の黒子がやってきた。
陸地で迎え撃てるので突撃兵たちに活躍してもらいたい場面だが、黒子が召喚する巫女ペタードが紛れてくるので突撃は慎重に行う。

勝利。"生八ツ橋"のデメリットで砲撃に弱くなっているのが救いになっている。
黒子や依子は殴り合いをするには怖い相手なので、
これ以外だと"冥府のラザニア"でも採用されていなければ本当に焼玉砲撃が命綱になりそうだ。

ではセナトリアへ。ここを攻略すれば君主の黒子が下野して巫女連は一巻の終わりだ。
正直海上でこの連中と戦い続けたくないので、ここで退場していただく。どうせそのうちタヌキとともに爆散する運命よ。

お留守番の逆見無学を除いて巫女連の人材がこれでもかと詰まっているが、これまでの戦いで戦力はかなり削いだ。
最後とばかりに突っ込んで来るので順次撃破していく。
さすがに人材と殴り合うのは怖いし実際被害も出るが、周囲をあらかた片づけてから突撃をかけて一気呵成に仕留めていく。
勝利。禍津巫女連滅亡。

さて、巫女連を滅ぼしたことで余裕ができた。
巫女連領跡地を回収しながら都市同盟の攻略を図っていこう。あと三枚城壁遺構も。


お婆ちゃんが版図を広げる横で銀のおじさんは大変余計なことをしている。
お前がちゃんとやってりゃ聖下は突然の死を遂げた挙句不死者にされたりしてなかったんだよ!

9ターン目

中立を回収しつつ、パントヴィーシーの部隊を7と9に分けて都市同盟領を同時侵攻する。
もう蒸気連邦を待ってはいられない。

まずクレニアへ。
レベル的に大した相手ではないが、都市同盟の対騎性能や防御施設は侮れないので、そのあたりの対処は慎重に行う。
とりあえずバーデンの黒い旅団を敵の背後に発動して、戦場工事を撃たせておく。
最後は城門ごと敵を粉砕し、恐慌した敵を追い散らして終わり。

次いで自治都市デ・ベクートへ。

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楽しい演奏会の時間

早速援軍と召喚が野戦を仕掛けてくるので、ダーゼンブルドンを前に出してラッパで無力化してから殴り倒していく。
恐慌で敵が散らばりすぎると後々面倒なことになるので、なるべく逃がさず始末していく。

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このようにして崩すのだ

あらかた片づけたら防御施設が召喚するユニットはきりがないので真面目に相手せず、砲撃で防御施設を破壊。
大型連弩は届かない距離から処理するのがちと手間なうえ、2、3回も食らうと砲兵は力尽きるので手早く済ませる。
その後、砲撃で城壁を破壊。少し崩せば出てきてくれるので砲兵を引き上げ、こちらも本隊で応じる。

寡兵に対し槍兵だらけで、正面からの殴り合いでは勝ちようがないのでラッパで足止めしながら射撃砲撃で落としていく。
エーテルフレイムで弩も砲も無効化してくるフォブ・ルールはもちろん、LS制圧射撃持ちのジャンフォードも侮れない。
貧弱なフォブはなんだかんだでドサクサ紛れに撃破できたりするが、ジャンフォードが残っていると突撃を仕掛けづらく厄介。

制限時間ぎりぎりで勝利。本隊と召喚の区別をつける必要があるのが面倒。
3939とかいう半端な報酬が発生した。

そしてアンカレットさんを雇用!
やったー! 今まで散々ひどい目に遭わせてきてくれたアンカレットさんをついに自分の手で動かせるぞ!

改めて見るとやはり非常に優秀。
Lv3の時点で回復・遠隔召喚・ゴーストヴェール付加に魔抵抗バフ、そしてべらぼうに優秀な能力強化スキル。
個人としても高いステータスで、耐性も対歩攻撃以外に弱点として挙げるほどのものはない。
このうえダークイリュージョンに悪趣味な召喚に口から蠅をどばどば出す大道芸まで覚えるというのだから、ケチのつけどころがない。
あえてつけるなら敵に回すと悪魔にしか見えないくらい。

反逆者の都市同盟は最早命運尽き、地中海ではコスタと接触寸前。
コスタとの関係は良好なので今からでも同盟は狙えるだろうが、都市同盟を滅ぼしたら敵がいなくなるので、あえてこのままぶつかる。
コスタとの戦いはしばらく海上で行われるので遠距離攻撃持ちを多めに、
そして泡沫弾で無効にされる弩兵は少なめに、つまり砲兵を多めに配置。


ギー・ド・カダンが直々に出張ってザリガニをあっさり討伐。コスタ竜公国と接する。

10ターン目

ルーリアンがクオーニンの北壁を攻略。蒸気連邦と接する。
これまでの調子だといつまでもつか。

自治都市デ・ベクートで対都市同盟防衛戦。
敵は海上をのろのろ歩いて(?)北門に向かってくる部隊と、陸上から西門を目指す部隊に分かれる。
北の敵に気取られていると西から背後を突かれるので注意する。注意してたら勝てる。


カモールハーフェンで都市同盟にトドメを刺しに行く。
最早人材部隊のみだが、無策で突っ込むと防御施設の攻撃で間違いなく被害が出るので、
砲撃やバーデンの黒い旅団で破壊しながらじわじわ進んでいく。
距離を詰めるときはソミェットでテルシオを召喚しておくのがいいと思う。

敵本隊を射程内に収めればもう言うことはない。ハサウベルニア都市同盟滅亡。
蒸気連邦が片づけるかと思っていたのに、結局全領地自分で落とすことになった。

ザリガニ去りし南地中海西でコスタと交戦。
アンカレットとヴァードルセンの部隊は加速スキルを基本禁止にしておいてMPを他に回させる。
ただまあ、カービンと射程が近い萎縮せよはあまり使ってくれない。

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絶望的状況

ギーが遠距離から放ってくるフォークが容赦なく前衛も後衛もブチ抜いてくる。
壮絶に痛かったのでピンホイール弾の斉射が敵後衛を潰すのだけ見届けて早々に撤退。
ギー対策にソミェットをこちらに連れてくるべきだった。というわけで主力を集中。他に敵いないし。

戦線が減ったこともあって金が余り始めた。
特殊訓練でスプルーアンスをLv25まで上げてネイティブダンスを習得させておく。
砲撃は無効にできないが、矢と銃弾には対応できる。コスタ・ズアーブハーフマーメイド対策になるだろう。

11ターン目

アンカレットさんの愛で退散する猊下を見送る。


コスタと再戦。
最初からギーを暗殺するタイミングをうかがう。
ギーの周囲には巫女ペタードが取り巻いているので、アンカレット隊の死者の召集で事前に爆破処理しておく。
それからギーの近くにソミェットのバーデンの黒い旅団を発動。
ギーとの距離を保つために本隊はあまり動かさずがんばって耐える。

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以降これが楽しみになる

砲兵6部隊によるピンホイール弾の斉射で後衛をペチャンコにしてやり、焼玉砲撃を順次撃って前衛を消し飛ばす。
護衛のいなくなったギーの周囲に黒い旅団が登場し、あっという間に撃破。

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黒い旅団の奇襲を受けるコスタ公(半透明)

HP10000超えのコスタ・ズアーブが激しくうっとうしいが、敵の援軍で忙しくまともに相手してられないので放置。
後方から凶悪な矢を放ってくるハーフマーメイドは騎兵に海上を走らせて強引に轢く。

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これがクロウスラーが誇る海上(を走らされる)騎兵の勇姿よ!

全滅させるが勝利判定の前に時間いっぱい。
リセット衝動に駆られるが続行。

"権威"を開放。

12ターン目

コスタと再々戦。
のん気していたせいでついにハカ=フェカまでやって来てしまった。
しかしウォーターピラーは運よくそれてくれ、ピンホイール弾の斉射で後衛ごとギーを圧殺。
勝因を聞かれても運が良かったからとしか答えられない。
意外に怖かったのがマーメイド。高速で射撃をかいくぐって迫ってくるので、迂闊に前に出ていると後衛を襲われる。

南地中海西攻略。随分足踏みをさせられたが、ようやく踏み出せた。
そして蒸気連邦に同盟延長を拒否される。ルーリアンとの戦いが好調で図に乗ったか。
……正直、コスタと同盟を結んで蒸気連邦に侵攻するべきだったと思う。

ともあれ"権威"のコマンドが開放された、ここからが本番だ。
早速焦土作戦を決行して全領地の経済値200と引き換えに全ユニットのレベル+5。
これでほとんどのユニットがLv30程に成長。アンカレットさんも早々にLv30に到達している。
コスタの一般は最大で25、残りのほとんどは20にも達していないので数値の上では優位に立った。

対コスタ戦線から戦力を抽出し、蒸気連邦にあてておく。
ユニットを補充して余った金は適当に特殊訓練で消費。


コスタが反撃を仕掛けてきた。
しかし今度はこちらが陸上に陣取っているし、人材も不在。
陸上に誘き出して露出した後衛を突撃で片づけていく。
砲兵5部隊によるピンホイール弾の斉射で大体蹴りがついた。

13ターン目

コスタ領ラウスリン海へ。
迎えるはまたもハカ=フェカである。
まず準備運動がてらウォーターピラーの直撃を2回受けてリセット。これで己の魂に恐怖を叩き込んでからが本番。
アンカレットさんの死者の召集で釣りに成功すればあとは砲の使いどころ次第。

ヴァードルセンのアブラメリンの秘奥義書の沈黙と恐慌がかなり効いている。
技術の高いロスジェーン新式驃騎兵を任せておいて正解だった。以降は秘奥義書も積極的に使わせていく。

貴重な戦場工事と直射攻撃が得られたのは嬉しい。

蒸気連邦に攻撃したいが、友好度93では信用度の減少が怖い。
相手から攻めてきてくれることを期待して訓練待機させておく。
新たに初期レベルの人材2名を雇用して訓練レベル上限が下がっているのが残念だが。


コスタが執拗に抵抗してくるが最早ハカ=フェカでもいない限り怖い相手ではない。

14ターン目

蒸気連邦がパササ海峡砦に攻めてきてくれた。
コスタとの戦いも物足りなくなってきたところ、ちょうどいい!

工兵やミリティシア軽装甲兵は弩と砲撃で片づく。
怖いのは蒸気戦車とエンジェルナイトだが、前者は不在、後者は低レベルであっさり片づいた。

次いでカモールハーフェンの防衛戦。こちらは編成を誤った。
敵のレベルが低くないのでごり押しでは難しいというのに、矢に耐性がある戦車に対して砲兵を用意していない。
よって黒騎兵で轢き殺した。敵の轢き殺しの直撃さえ避ければこちらのもの。
エンジェルナイトは騎兵では被害が出るので、突撃歩兵で対応する。
残った歩兵には近づかず、弩でブチ抜いて片づける。


さあ、反撃だ。
まずはパササ海峡砦から腐敗沼へ。

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蒸気連邦との戦いは大体地獄絵図

戦車が大挙してくるがダーゼンブルドンのラッパで混乱・沈黙させてしまえば無力化できる。
しかしエンジェルナイトの突撃を歩兵騎兵混合で止めようとして防ぎきれず1部隊いた砲兵が壊滅。
いずれにせよラッパを当ててからでないと寡兵では対処が困難。
まあ被害を厭わなければ勝てる。というか、蒸気連邦との戦いで無傷とか望んではいけない。

カモールハーフェン側はクーペルニャ・ミリティシア隊ほかにLv40近いユニットがいたので勝てる見込みなしと判断して放置。

コスタ領人魚沖へ。
人材が詰まっているので、ハウンスラウデンのバーデンの黒い旅団に反応して動き出したのを見てから死者の召集を発動し、必殺技を釣る。
あとは例によって砲兵の必殺技のタイミング次第。

……あっ、あと敵が撤退を始めても巫女ペタードには気をつけよう!
海中砦ハハ=フェカに人材が孤立してくれるのを期待したのだが、誰もそうはならなかった。

ここから魔女伯と友好を深め始める。
コスタを押さえたらそれ以上無理をして拡張する必要はなくなるだろう。

"権威"のコマンドで底上げ(兵)レベル+4。
フィッチシュトライがLv39突撃歩兵の上位雇用を可能になったので部下を黒騎兵からこれに入れ替え。そしてカモールハーフェンに移す。


もちろんコスタが分断解除のために攻めてくるが帰っていただく。

15ターン目

カモールハーフェンの防衛戦。

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戦車が突っ込んでくるのでダーゼンブルドンを前に出してラッパを浴びせる。
クーペルニャの部隊統制が飛んでくるが構わず浴びせ続ける。そのうちクーペルニャも混乱するので問題ない。
エンジェルナイトも事前に混乱させる。
ダーゼンブルドンをちょこまか動かしながらラッパを吹かせているだけで終わった。すごい男だ。

腐敗沼。こちらは銃撃をスプルーアンスのネイティブダンスで防ぎ、殴り合いを制して勝利。
砲兵の被害とか気にしちゃいけない。

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イスマンとの戦闘でなんとジャッキが戦死、ルーリアン大公国が滅亡する。これは珍しい。
沈黙を守っていた勢力も動き出したタイミング、これは影響が大きそうだ。


分断した水中砦をアンカレットさんで回収。
ところがここで手動での移動操作を受けつけない怪奇現象が発生。筆者の環境の問題だろうが。
スキル禁止にしてしばらく待っても動かず、固定以外での自動移動は行う。
しかたがないので、前進・後退・停止を使い分けて戦闘。アンカレットさんが強いのでどうとでもなった。

デア・カコアへ侵攻。
戦車とエンジェルナイトが同時に突撃してきたのでこちらも歩兵と騎兵で丸ごとぶつかって無理やり止める。
アハルエドジェのヘリオスの凝視で砲兵が蒸発する。技術兵は魔抵抗が妙に高いのでダメージは軽微で済むのだが。
アハルエドジェは立ち止まって防御施設から離れてくれないので、マップ端まで下がって引きずりだしてから叩きのめした。

人魚の都ハハ・ロッサと青首湾をささっと攻略。
青首湾のユニットを、圧倒的に経済値が高いデア・カコアに合流させる。
まずこちらに攻めてくるはずだが、もし青首湾を落とされてもそのまま分断してしまえばいい。

逆見天落を雇用。ラッパと尺八のデュエットが可能になった!
なんとなく水軍浦で採れる、使ったことのない軽石火矢衆を3ユニット組み込んでみる。


案の定、蒸気連邦がカレリアの回収を始めた。だいぶ寿命が延びてしまいそうだ。
そしてスフェイス卿豹変。いつもの。

16ターン目

魔女伯がアルフリット王国を滅ぼす。これはわかっていたこと。


コスタ領カレシエンへ。
最早高レベルのマーメイドには接近を許すほかないが、混乱や恐慌で無力化できるのでそれほど怖くはない。
ここで砲弾の直撃を受けたギー・ド・ガタンが戦死。コスタ竜公国滅亡。
正直、ギーを戦死させずにコスタを滅ぼす方が難しいと思う。

次いで蒸気連邦領デア・アキヌ大門へ。
ダーゼンブルドンが沈黙するがラッパには影響無し。
ラッパには影響しないのか、沈黙程度ブチ抜くレベルの喧しさなのか。
ドラゴンブレスやらタケノコやらヘリオスの凝視やらが引っ切り無しに飛んでくるが、大勢はラッパで決している。

Lv17になったビスクマスケッターと軽石火矢衆を比較してみる。
技術はわずかに劣るものの、攻撃は火矢衆の方がかなり高い。しかしマスケッターの素早さ90に対し火矢衆75。
ネタバレすると特に活躍しないうちに激戦の最中全滅するので、これ以上の考察はできずじまいだった。

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版図が広くなりすぎたので画面サイズアップ

魔女伯との同盟は目前なので、主力を対蒸気連邦側に回す。
領地数的に見て、コスタ方面では黒火と戦う可能性があるかもしれない、という程度だろう。

17ターン目

黒火が緑色砦に進出してきた。こりゃいかん。

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おい、ネムツェル。あの野郎を以下略、なイベントが発生。
そろそろボス登場かな?と思ったがまだおあずけ。
黒火が出てきたのは都合がよかったかもしれない。


魔女伯と同盟締結。近いうちに君主戦死で消滅しそうな気もするが、それはそれで。

蒸気連邦を追ってクオーニンの北壁へ。お婆ちゃんと小娘の心温まる会話を観賞してから戦闘開始。
そしてアンカレットさんのダークイリュージョンで決着。

黒火浄罪機関と接したので今度はそちらに主力を移動。
蒸気連邦は最早立て直し困難だし、放っておいてもイスマンに滅ぼされるのが目に見えている。
一応召喚要員としてアブキールは残しておく。

18ターン目

黒火領緑色砦へ。
冗談みたいな数の青色の波濤がミニマップに表示される。流体の実験か何かかな。

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見所はミニマップ

ヘルミナタングステンと強力な人材がいるので、騎兵を先に出して必殺技を可能な限り釣っておく。
浄罪歩兵は騎兵突撃で踏み潰せるので、ソミェットの召喚で防ぎながら繰り返し突撃して召喚ごと消し飛ばす。

前衛を片づけたら不退転の突撃で大量の後衛を一掃する。脱落者は1名。
ヴァードルセン隊が沈黙を撒きながら走るうえ、魔抵抗が滅法高く、
ヴァードルセン本人の魔抵抗が補正込みで970とかいう尋常でない数値になっているので、魔法兵相手なら被害がほとんど出ない。

"権威"のコマンドで全ユニットのレベル+5。これでボスに対抗したいところ。

19ターン目

セバストパゴダ大司教座で蒸気連邦にトドメ。
最後にタケノコの直撃を食らって歩兵をズタズタにされたが気にしない。

せっかくなので下野したてほやほやのアハルエドジェを雇用しておく。

黒火を追い払ってのこのこ出てきてしまったダーダを追い返しに紫の森へ。

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この充実した人材はなんだよ(大激怒岩盤割り)

ダークイリュージョンを直撃させた時点で勝敗は決した。ナニモイウコトハナイ。
それにしてもエルトリガウスフォークストン少尉が両名ともいるとはどういうことなのか。

しかし、これで戦線が1つになってしまった。
そろそろボスにご登場願いたいところだが。


と、求めに応じるように凍土帝国が発生。
ついさっき仲良くトルシュナー相手に共同軍を出していたイスマンが一転敵になってしまった。

20ターン目

これに呼応するように固有ボス、ハゲタカ騎兵隊のスラド砦への道がつながる。


それはさておき、黒火浄罪機関を滅ぼしてタングステンを回収。

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編成窓からあふれた欠席者風ボス仕様ネムツェルさん

こちらが悪名しかないハゲタカ騎兵隊の威容となります。
冷静に考えてほしいのだが、クロウスラーの兵科は騎兵ラッシュと激しく相性が悪い。
そこにこの超高レベル騎兵軍団である。殺意しかない。さすがロマ様。

それにしても、登場直後はここまでヤバイことにはなっていなかったはず……
あっロマとネムツェルのせいで訓練レベル上限が異様に高いせいか!
……難易度星1と侮ってはいけない、いいね?

ちなみに素のステータスだけで見るとネムツェルの方が上司のロマよりかなり高い。
ロマがレベルアップで成長しないのに対し、ネムツェルは成長するのだろう。
まあ補正込みだとロマの攻撃は2倍以上高いのだが。

ハゲタカ騎兵隊に向け、なるべく相性の良さそうなユニットを配置していく。
唯一槍を持っているヘルベチカと、対騎兵銃持ちのスプルーアンス、ヴァードルセン、アハルエドジェ隊はまず配置。
弩と砲は不採用。ハゲタカ騎兵は"砲撃に凄く強"く、"矢に強い"ため。
同じグラフィックの黒竜大公近衛騎兵は状態異常耐性以外ヘッポコだが騙されないように。

と、非常に今さら感あるがお総菜屋さんに"砂糖の砂糖漬け"を注文しておく。
もちろん騎兵突撃耐性強化目当て。武器攻撃・矢耐性強化を考えると、コスタと当たる前には採用しておくべきだっただろうが。
それにしてもこのお総菜屋さんどこかで見たことあるような……

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このレベル差をご覧ください

このほかにヴァードルセン、スプルーアンス、アハルエドジェ、タングステン、一般突撃歩兵2部隊という編成。
2部隊枠が余ったが、穴埋めに使えそうな一般兵科もないのでまあいいかなって思った。
ここにきて頼れるクロウスラー兵科の大半がお役御免になるとは。

……そういえばアルシカ党の援軍を期待できるかもしれない。共闘約束を結んでおく。


さあ、決戦だ。
アルシカ党の援軍と共にハゲタカ騎兵隊を迎え撃つ。

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※画像多めでお送りします

いきなり二手に分かれてくる。
多方からの騎兵ラッシュとかいきなり絶望感しか覚えないのだが。

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第一波。見所はミニマップです

アルシカ党の援軍を待っている余裕などはないので、迂闊に下がらず対応。
召喚アミールの土塁で止め、ダークイリュージョンをぶちかます。
混乱祭りで第一波を押さえるが、即座に次の波がやってくる。

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第二波。ミニマップにご注目ください

こちらはソミェットの回転撃ちのノックバックとアブキールの戦場工事で防ぎ、尺八とラッパで混乱を撒く。
ロマとネムツェル隊の部隊統制が飛び交うが構わず連発。
直に押さえきれなくなってくるので、ヘルベチカを前に出して対応。

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大騒ぎでロマ様をお迎え

後方に控えていたロマが動き出すのに合わせて死者の召集で必殺技を釣りにかかる。
そしてロマを撃破、次いでネムツェルも撃破に成功!











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まあその前にお婆ちゃんロマ様に抹殺されてたんですけどね。

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久しぶりにゲームオーバー画面見た

45領地がパーである。

敗因は必殺技を釣るのに失敗したこと。その状態でロマの接近を許した時点で終わってた。
あと援軍が最後までマップ端でうろうろしてたこと。
ミニマップに見えていた合流しにきていた援軍っぽいのは全部召喚である。あいつらマジでなにしに来たんだ。

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まるで援軍詐欺をするプレイヤーのようなことをするアルシカ党のみなさん

こんなんじゃお婆ちゃんの人間不信が悪化しちゃう。
ただ、一番の失敗はその場で必死に回転撃ちしているワゴンブルクを下げるのが遅れたこと。
たまにスキル禁止して下げようね!

さて再戦。
急いでアンカレットさんのポルト・ド・ビフロンスをなるべく前で発動して接触する前に戻す。

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今度はロマが第一波に混じってやって来た。
全力で必殺技を釣る。成功!
しかし斬り込んできたロマに前衛を蹂躙されアンカレット、スプルーアンス、アハルエドジェが退場。

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台詞だけ見えるネムツェルさん。ところで敵回復しすぎじゃないです?

挫けず集中砲火を浴びせロマを撃破する。今度はお婆ちゃんも生きてるぞ!
ここで撤退しても実質的に勝ちではあるが、そもそもこの距離でハゲタカ騎兵の群れを相手に撤退など許されない。
引き続きハゲタカ騎兵の群れとの死闘が続く。

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なおやまぬハゲタカ騎兵の猛攻

接近を許せばあっという間に瓦解しかねず、最後まで気が抜けない。
弾幕の支援を受けながら敵を阻止するヘルベチカさんがすごい輝いている。

お婆ちゃんを適宜下げることも忘れず、粘り強く戦って長い死闘の末勝利を得た。
ちなみに援軍は召喚と、火箭兵くんが1ユニットだけ来てくれた。きみの勇気だけは称えよう。

……ところでこれ、後になって気づいたけどお惣菜の適用間に合っていないのでは?

21ターン目~

さて、戦いはまだ続く。
北では氷像が暴れているし、今さら気づいたのだが豹変したスフェイス卿を君主に据える魔女伯は降伏しない。

とはいえ作業めいてきたので割愛。
ネーラファナスはアルハニムーニャでアンカレットさんのポルト・ド・ビフロンスだけ発動してから城を捨てて城内に誘い込み、
ギガストームを撃たせてから袋叩きにして撃破。

同盟関係が続いた魔女伯は長生きして西帝国を席巻。最大で領地数17まで伸びた。
同盟が切れた途端怒涛の攻勢に出てきたがはね返す。
魔女がピンホイール弾に勝てるわけないだろ!(Lv18魔力800超えフロラントちゃんに溶かされながら)
最終的には砂糖街道で孤立したスフェイス卿がアルシカ党に押し潰されて終了。たぶん静観してても同じだった。

27ターン目で降伏勧告を実行、戦乱終結。
余った金でアンカレットさんをLv94にするなどして遊んでいた。

おわりに

まったくもって、殴り合いや弩と砲の威力を楽しめる勢力だった。

筆者は殴り合いを怖がって引き撃ちに走りがちなのだが、
クロウスラーでは"勝てる"殴り合いを強要されたことでその楽しさに目覚めた。
筆者のように統一ダーダ王国プレイで殴り合い恐怖症に罹患した吹き矢中毒者のリハビリには最適ではないだろうか。

いかにも物理火力偏重に見えて、恐慌や混乱、沈黙といった状態異常もばんばん撒けるのもとっても楽しい。
ダーゼンブルドン加入後はラッパで戦場が震える。アンカレットさん加入で混乱がさらに加速する。
当初は壁役の不在が気になったが、殴り合いになってもこちらよりも先に敵が消滅するので別に問題なかった。

ただ、一般兵科の遠距離攻撃は曲射がメインなので突っ込んでくる敵には当てにくいし、
戦場工事はもちろん召喚スキルがないので、それらで敵を止められるようになるのは人材が成長してからになる。
この穴については最後の最後にロマ様が首と引き換えに教えてくれる。

固有ボスは1回の戦闘で仕留めたが、あの物量を考えると撤退戦が正解だと思う。
敵の戦力が分裂したり、まともな援軍を期待できる場所、
少なくとも防御施設の援護を受けられるロスジェリンまでは退くべきかと。

無理を押せたのは早くにスプルーアンスを引けたのが間違いなく大きい。
有効打がなく、ろくにダメージを出せない中、対騎兵銃で確実にハゲタカ騎兵を狩ってくれた。
クリア時の戦功値もヴァードルセンと彼女の2トップ。

あと、本文でも書いたがお惣菜はもっと早くに採用すべき。"砂糖の砂糖漬け"は殴り合いに本当に強くなる。
耐性が落ちる毒も混乱もそこまで受ける機会はないので、メリットの方が大きいと思う。
それとすっかり忘れていたのだが、"権威"を採用していたので内政でロスジェーン新式驃騎兵を雇用可能だった。

まあ長々と書いたが、とにもかくにも前衛で殴って後衛で潰して楽しめる勢力だということをおわかりいただければ恐悦至極。
きみも動揺した敵を殴り倒し、砲弾でおせんべいを大量生産する快感を体験しよう!
あと恐怖感を煽るBGMと共に殺到してくる超レベル騎兵に蹂躙されよう! 超楽しいぞ!

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  • 執筆おつです、プレイレポ面白かったです! --- (2017/11/19 20:44:25)
  • 細部まで詳しい描写でクロウスラーの魅力がよく伝わるよいプレイレポ --- (2017/11/19 23:24:31)
  • お疲れ様でした。ちゃん聖下HP-11は草しか生えない。 --- (2017/11/20 04:23:06)
  • 乙です ちゃん聖下の突然死は相手してる方が驚きすぎる… --- (2017/11/20 21:38:55)

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  • 最終更新:2017-11-20 22:39:13

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